サマーキャンプって何?この夏、サマーキャンプに参加して、生活に英語を取り入れよう!

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せっかくの夏休みは、「子どもに何か特別な体験をさせてあげたい」と考える親御さんも多いのではないでしょうか。特別な思い出づくりをするのなら、「サマーキャンプ」がおすすめです。サマーキャンプとは、一体どのようなものなのでしょうか。この記事では、サマーキャンプの概要や英語を学ぶメリット、選び方のポイントについて紹介します。

1.サマーキャンプとは

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サマーキャンプとは、簡単にいうと夏休み期間中に子どもたちが親元を離れて数日間過ごす「体験型の学習宿泊ツアー」を指します。サマーキャンプと一口にいっても、種類はさまざまです。テントを使った通常のキャンプ形式のものや、国際交流を目的にしたイングリッシュサマーキャンプなどがあります。また、なかには遺跡発掘体験や昆虫採集体験などができるものもあり、子どもの興味に合わせて好きな体験を選べることが魅力です。なかには、海外や無人島に行くものもあります。普段とは異なる、非日常を子どもに体験させられます。長い夏休みだからこそ、子どもに普段とはひと味違う体験をさせてあげたいと考える親御さんにも人気です。

2.サマーキャンプの目的

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サマーキャンプの概要は理解できたものの、「そもそもの目的がわからない」という人もいるでしょう。サマーキャンプの最大の目的は、「子どもの成長」です。サマーキャンプは日常的に行われるような普通のキャンプから、農業体験・国際交流・遺跡の発掘まで、さまざまな種類があります。このような特別なプログラムに参加すると、普通のキャンプでは味わえない特別な体験ができることがメリットです。

また、サマーキャンプはプログラムによって、日程も大きく異なってきます。日帰りなどの手軽なものもあれば、2~3泊程度の本格的なものもあります。長ければ1週間、1カ月のものなど選択肢が豊富です。自然のなかで過ごすことになるサマーキャンプは、子どもの五感を強く刺激します。子どもの持つ好奇心や探究心を育むために最適です。都会のなかでは決して味わえないような体験をすることで、視野がぐんと広がり子どもの成長につなげられます。

3.サマーキャンプで得られるもの

サマーキャンプに参加すると、子どもは多くのものを得られます。得られるものとは何か、詳しく見ていきましょう。

3-1.コミュニケーション能力

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サマーキャンプに参加すると得られるものとして、まず挙げられるのは「コミュニケーション能力」です。サマーキャンプに参加するのは子どもではあるものの、年齢はバラバラです。同じ年代の子どももいれば、年下や年上の子どももいます。このような様々な年齢層の子どもと一緒に生活することになるのです。すると、ときには年上の子どもを頼ったり、年下の子どもを助けたりする場面も出てくるはずです。様々な年齢層の子どもと一緒に生活するなかで、自然にコミュニケーションスキルが磨かれていきます。同年代の子どもと接するときとはひと味違う交流を経験することで、コミュニケーション能力が養われるのです。

3-2.自立心

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サマーキャンプへの参加は、子どもの「自立心」を育むのにも役立ちます。なぜなら、サマーキャンプは生活をするために必要なことを、すべて子どもだけで行う必要があるためです。普段、親元にいると子どもはどうしても親を頼ってしまいがちです。子どもに何も任せておらず、親がすべての家事を行っている家庭も少なくありません。しかし、サマーキャンプに参加すると食事から洗濯まで、普段は親にやってもらっていることを、すべて子どもたちだけでやる必要が生じます。親元を離れることで「自分がやらなければならない」という意識が芽生え、自立心を育めます。

3-3.協調性

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サマーキャンプでは社会生活を送るうえで重要になる、「協調性」を身につけられます。なかには、個人プレーは問題ないものの、チームプレーが苦手だったり、避けてしまったりする子どももいます。しかし、サマーキャンプはすべてのことを子どもたちだけで行うのが基本です。一人では解決できない問題は、仲間と協力する必要が生じます。同じ時間を過ごす仲間と、自然に協力し合う環境が整っているのです。周りの人と協力して何かを成し遂げるという体験をすることで、「協調性の大切さ」を学べます。みんなで一つの目的に向けて協力し合うサマーキャンプは仲間の大切さを学べ、チームプレーへの苦手意識を払拭するのにも役立ちます。

4.英語サマーキャンプに行こう

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サマーキャンプには自然のなかでさまざまな体験ができることに加えて、英語を取り入れたものもあります。英語を取り入れたプログラムとは、簡単にまとめるとサマーキャンプでのコミュニケーション手段が「すべて英語になる」というものです。

コミュニケーション手段が英語に限られると、「子どもは英語が苦手だから心配」という親御さんもいるでしょう。しかし、英語が苦手という子どもでも心配いりません。ネイティブのインストラクターや講師が、しっかりとサマーキャンプ活動をサポートしてくれます。英語初心者の子どもたちでも楽しめるよう、きちんとバックアップしてくれるため安心です。自然のなかでさまざまな体験をするというサマーキャンプならではの良さを体験しつつ、楽しく英語も学べることが魅力といえるでしょう。

5.国内で英語を学べる?

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子どもに英語を学ばせるため、留学やサマーキャンプなどで海外に行かせるとなると、なかなか難しいものです。まず海外に行くためのパスポートの取得が必要になります。それに、親元を遠く離れて距離ができたり、本場に行くため高い英語力を求められたりすることもあります。すると、子どもは不安を感じやすく、精神的な負担が大きくなりがちです。また、海外のサマーキャンプに参加するとなると、そのぶん移動時間も長くなり、体力的な負担も感じやすくなります。海外となると移動なども含め、必然的に費用も高くなるため注意が必要です。安易に参加を決めるのではなく、きちんと子どもの希望や予算を考慮する必要があります。

海外に行くことが難しい場合は、日本の英語サマーキャンプに参加するのも良い方法です。英語サマーキャンプは国内で行っているものもあり、日本にいながら英語漬けの生活を送ることができます。日本国内での英語サマーキャンプは、親子ともに安心して参加しやすいことがメリットです。国内なので親と子どもの距離が離れすぎることがありません。時差や気候の変化もなく、子どもにとっても精神的・肉体的な負担を感じにくくなります。

親子ともに安心感を得られることに加えて、費用が安く済むのも大きな魅力といえます。金銭面の負担を抑えたいという場合にもおすすめです。それに、国内の英語サマーキャンプは日本人の参加者が多いため、英語に自信がない子どもでもプレッシャーを感じずに、気兼ねなく参加しやすい傾向にあります。そのため、海外旅行の経験がなかったり、初めてサマーキャンプを体験したりする子どもにもぴったりでしょう。

6.英語サマーキャンプで得られるもの

英語サマーキャンプへの参加は、子どもにたくさんのメリットをもたらしてくれます。具体的にどのようなものを得られるのか、チェックしてきましょう。

6-1.英語への興味

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英語サマーキャンプへの参加は、「英語に対する興味」を持つきっかけを与えてくれます。英語のサマーキャンプは基本的に、会話などのコミュニケーション手段が英語のみになります。英語を話せないままだと、せっかく参加しているのにほかの子どもたちとも遊べず、先生の話していることも理解できません。たとえ短期間の参加でも、「英語を理解しよう」という前向きな姿勢が必要になるのです。周りとの意思の疎通ができないと、必然的に「英語を学ぶ重要性」を知ることができます。

日本国内では、このような環境に身を置く経験はなかなかできないことです。サマーキャンプに参加することで、英語を学ぶと「海外の人とも話せる」という認識を持てるようになります。その結果として、英語を学ぶことへの興味を広げられるのです。

6-2.英語で学ぶ体験

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英語サマーキャンプの大きな特徴といえるのが、英語を学びに行くのではなく、英語「で」何かを学びに行くということです。通常の学校の授業では、英語は数ある教科のうちの一つでしかありません。そのため、子どもにとって「勉強させられている」という認識が強くなり、英語への抵抗感が生まれやすいのです。

一方、サマーキャンプでの体験は、英語を「学ばなくてはならない」という強制的なものではありません。特別な経験を通じて「何か」を得るために、英語を身につけることが目的となるのです。自分にとって楽しかったり、興味があったりするものに努力を惜しまないケースは多いものです。この貴重な体験は、英語を身につけるための大きなモチベーションになるでしょう。

6-3.精神的な刺激

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サマーキャンプは精神的な刺激を受けられることも大きな特徴です。英語サマーキャンプの参加中、子どもたちは英語のみで話すという非日常的な生活を送ることになります。すると、「簡単なことでも伝えられない」「意志の疎通ができない」など、数々の困難を体験することになるのです。しかし、英語のみのコミュニケーションは難しいからこそ、きちんと相手に伝えられたときの喜びや達成感は非常に大きなものです。つたない英語であっても、きちんと意思の疎通ができたときは大きな感動を得られます。この喜びや達成感こそが、「英語をもっと学びたい」という気持ちを強く刺激するのです。英語は積み重ねが重要であり、マスターするまでには多大な時間がかかります。習得が難しいからこそ、モチベーションを保つために喜びや達成感などの、いわゆる「ごほうび」が必要になるのです。

さらに、英語でのやり取りは難しいからこそ、意思の疎通ができないときに大きな悔しさを感じます。この悔しさも「英語を身につけたい」という刺激になります。英語の習得に必要な喜びや達成感、また通じなかったときの悔しさをまとめて体験できるサマーキャンプは、非常に貴重な機会といえるでしょう。

7.英語サマーキャンプの選び方

英語サマーキャンプにはさまざまな種類があります。そのため、いざ「子どもに参加させてみたい」と情報を探してみても、どのプログラムを選べばいいのか悩んでしまう親御さんも多いのです。英語サマーキャンプを選ぶときには、いくつかのポイントがあります。納得のいく選択をするためにも、ポイントについて確認していきましょう。

7-1.活動内容と期間

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サマーキャンプを選ぶときのポイントとして、まず挙げられるのは「活動内容」と「期間」です。サマーキャンプの種類は多岐にわたり、通常のキャンプだけではありません。なかには、インドアタイプのものもあります。プログラムによって内容が大きく異なるため、きちんと詳細を確認することが重要です。子どもがどのようなことを体験したいのか、またどのようなことが好きなのか、あらかじめ整理しておきましょう。子どもの好み・適正に合わせてサマーキャンプを選ぶことが重要になります。

また、サマーキャンプは人気のものだと、募集を開始してすぐに予約が埋まってしまうことがあります。特に、夏休みに入ってすぐの7月下旬のものは、人気が高い傾向にあります。予約が埋まりやすいため、早めにチェックすることがおすすめです。5月くらいにはチェックすると良いでしょう。日程や期間をしっかりと考慮したうえで選ぶことが大切です。

7-2.英語のレベル

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サマーキャンプは、子どもの「英語のレベル」を基準に選ぶこともポイントとなります。サマーキャンプは活動内容とは別に、英語のレベル別にコースを設けているものもあります。なぜなら、参加する子どもはそれぞれ英語のレベルが異なるためです。

万が一、英語が苦手な子どもがサマーキャンプに参加したとき、一緒に過ごす子どもたちの英語のレベルが高いと、劣等感を覚えてしまう可能性があります。すると、心からサマーキャンプを楽しめなくなる可能性があるため、注意が必要です。同じような英語力の子どもたちが集まるサマーキャンプを選べば、劣等感に悩まされる心配もありません。このような理由から、子どもの英語のレベルを踏まえてコース選びをすることが大切になります。帰国子女向けのハイレベルコースなどもあるため、子どもと相談して参加するものを決めると良いでしょう。

キッカケづくりに

英語サマーキャンプには多くのメリットがあります。現代は英語の需要が高まっているからこそ、実践的に学べる機会が欲しいものです。留学はハードルが高いと感じる場合は、英語サマーキャンプへの参加がおすすめです。英語サマーキャンプは英語に対する意欲を引き出すきっかけを作れます。「Kids Duo」ではサマーキャンプだけではなく夏休みだけのサマースクールも実施しています。せっかくの夏休みだからこそ「Kids Duo」のサマースクールに参加して、英語を学ぶきっかけとなる、貴重な体験をしてみてはいかがでしょうか。

執筆者:英語で預かる学童保育Kids Duo
コラム編集部