保育園では延長保育があるところも多く、長いところでは20時過ぎまで預けられる園もあります。小学校に上がり、公的な学童保育に通わせた場合、通常18時で終わってしまうところも多いです。保育園よりも預かり時間が短くなってしまい、子どもは一人で帰り、家で一人で過ごすことになります。

年長から小学1年生になって、急にしっかりするわけではないので、保護者は安全面でも精神面でも心配がつきません。

また、夏休みなどの長期休暇中、公的な学童では人数制限、預かりを受け付けていないことがあったり、長時間学童で過ごすことに飽きてしまい、子どもが「行きたくない」と言うケースも。そうなった場合は休み期間中、子どもの面倒を見ながら仕事をしなければいけませんし、在宅勤務でない家庭は他の預け先を探さなければいけません。

さらに小学生になると、時短勤務制がなくなる企業も多く、子どもの小学校入学のタイミングで働き方の変更を迫られる保護者の方が多くいるのが現状です。