年長さんにおすすめの習い事まとめ!楽しく学ぶためのポイントも紹介

年長さんにおすすめの習い事まとめ!楽しく学ぶためのポイントも紹介 年長さんにおすすめの習い事まとめ!楽しく学ぶためのポイントも紹介

子どもが年長さんになると、「小学校入学を前にどんな習い事をさせたほうがいいのだろう」と悩むようになる人もいるかもしれません。そこで今回は、年長さんが始めるのにぴったりの習い事を紹介します。知能系から芸術系、スポーツ系まで、さまざまな習い事に触れているので、子どもが興味関心を持てるものが見つかるでしょう。また、習い事が続けられるように、楽しく学ぶためのポイントも併せて紹介しています。

1.年長児の特徴

年長さんの習い事を選ぶためには、小学校入学を控えた5歳という時期が、子どもの発達過程においてどのような時期なのかを理解しておくと良いでしょう。そこでここでは、年長児の特徴について確認していきます。

1-1.身体能力が身につく

身体能力が身につ 身体能力が身につ

5歳になると男女ともに平均身長が100cmを超え、体重も出生時の5、6倍になります。筋肉も発達し、運動能力が向上するでしょう。さらに、脳の神経も成熟してくる年齢なので、年中さんのときにはできなかった片足立ちやケンケン飛びなど、バランスが必要とされる動きができるようになります。このように遊びの幅が広がることから、活発さが増し、公園にある遊具などでたくさん遊ぶようになるのが特徴です。

また、指先を複雑に動かせるようになるので、家の中でも子どもの身体能力が発達しているのを実感できるでしょう。例えば、ボタンのかけ外しや折り紙など、手先の器用さが求められる動きが上手にできるようになります。

1-2.社会性が高くなる

社会性が高くなる 社会性が高くなる

年長さんになると、自分の感情を言葉で伝えるのが上手になります。そのため、友達とコミュニケーションをとりながら遊ぶようになります。しかし、口達者にはなりますが、まだ感情のすべてを言葉で表現できるわけではありません。そのため、ときには友達を仲間外れにしたり、ケンカをしたりするなど、トラブルが起こりやすい時期でもあります。

また、友達とのコミュニケーションを通じて思いやりが身についていき、年下の子どもの面倒を見る、からかわれている友達を守るなどの動きが見られるようにもなります。ルールが存在することやときには我慢が必要なことも、徐々に理解できるようになっていくでしょう。友達と一緒に遊んだり、ときにはケンカをしたりしながら、社会性を身につけていく時期だといえます。

1-3.知的能力や言語の発達が著しい

知的能力や言語の発達が著しい 知的能力や言語の発達が著しい

5歳になると、赤ちゃん言葉を使うことがほとんどなくなります。発音もはっきりし始め、大人と自然な会話ができるようになります。また、字を覚えたり、自分の名前を書いたりし始めるのもこの頃でしょう。数も20くらいまで数えられます。さらに、記憶力が養われ、過去や未来という概念も理解できるようになるため、時計が読めるようになっていきます。ほかにも、細かい違いを理解できるようになる、集中力が高まるなど、知的能力が大幅に発達するのが年長児の特徴です。そのため、絵を具体的に描けるようになったり、ひとつのことに集中して取り組めるようになったりするので、ひとり遊びも上達するでしょう。

2.年長児におすすめの習い事

年長さんは、心も体も大きく成長していく時期です。そんな時期にぴったりの習い事には、どのようなものがあるのでしょうか。ここでは、年長さんのときから始めるのに向いている習い事を紹介します。

2-1.知能を養う

知能を養う 知能を養う

先に述べたように、年長さんになると字を覚えたり数を数えたりするようになり、知的能力や思考力が伸びていきます。そのため、知的能力の発達をさらに促すためには、以下のような習い事がふさわしいでしょう。

2-1-1.英会話

英会話 英会話

子どもの習い事として最も人気なのが英会話です。グローバル化が進む社会において、英語は必須スキルのひとつだといえるでしょう。また、脳科学において、人間の脳の成長が止まるのは8~13歳、聞き取る能力に関してはそれよりも早い時期に成長しなくなるといわれています。大人になってから英語を学んでもなかなか身につかないのはそのためです。そのため、年長児のときから英会話を始めておけば、スムーズに英語を習得できるでしょう。

特に聞き取る能力を身につけるには、早い段階で英会話を始めたほうが良いといえます。年長児であれば、知的好奇心が高いとともに固定概念がないので、英語に対して抵抗感が少ない状態で学べるのもメリットです。費用については、月額5000~2万円が目安です。

2-1-2.そろばん

そろばん そろばん

通常、人が計算をするときには主に左脳を使っていますが、そろばんを使って計算をしているときははじく音も聞こえるため、右脳も活発になるといわれています。右脳と左脳の両方に刺激がもたらされることで、脳の成長が促進されるので、年長児の習い事にも向いているのです。さらに、普通の計算とは異なり、珠の動きをイメージすることでも右脳が刺激されるため、ひらめきや記憶力の向上も期待できます。

また、そろばんを使いながら問題に向き合うことで、集中力も養えるでしょう。もちろん計算能力も鍛えられるので、日常生活でのちょっとした計算が素早くできるようになります。費用は月額4000~1万円程度が目安です。

2-1-3.サイエンス教室

サイエンス教室 サイエンス教室

サイエンス教室では、小学校の理科の実験室と同じような実験を行い、観察や考察を通して自然科学を学んでいきます。また、実験を通じてわかったことを発表することもあります。小学校でも実験の授業はありますが、学校ではそれよりも教科書の内容を覚えることを重視しがちです。そのため、自然科学の仕組みを体感し、科学的思考力を身につけるためには、サイエンス教室が最適でしょう。

五感を使った内容が多いので、脳に刺激がもたらされ、脳の成長促進にもつながります。また、親子で楽しみながら参加できるものも多いので、親子間のコミュニケーションの場にもなるでしょう。プレゼンテーション力や課題解決力、集中力を養う効果が期待できます。費用は、月額1万円ほどです。

2-2.芸術性を養う

芸術性を養う 芸術性を養う

年長児になると右脳も発達し、手先も器用になってきます。そのため、芸術性を養える以下のような習い事に通わせてみても良いでしょう。

2-2-1.ピアノ

ピアノ ピアノ

ピアノ教室も習い事の中では人気があります。ピアノを弾くときは右手と左手を別々に動かすので、右脳と左脳をバランス良く刺激でき、脳の成長を促進できます。また、指を正確に動かしたり、楽譜を読んだりなど、根気強さが求められる作業が多いので、集中力を高めるのにも役立つでしょう。さらに、絶対音感は幼い頃にしか身につけることができないともいわれています。そのため、手先が器用になり始めた年長さんの頃からピアノを始めるのが最適です。幼い頃からピアノを習い、音に敏感になることで外国語を習得しやすくなるという説もあります。

なお、ピアノ教室に通うための費用は月額5000~1万円ほどですが、家で練習するためにピアノを購入する場合は別途費用がかかります。

2-2-2.バレエ・ダンス

バレエ・ダンス バレエ・ダンス

バレエ・ダンスを習っていると、音楽に合わせて体を動かすため、リズム感や体力が身につきます。また、体が柔らかくなる、姿勢が良くなる、体幹が強くなるなどのメリットもあります。さらに、バレエやダンスは団体行動が基本なので、協調性も身につけられるでしょう。特にバレエの場合は、ほかの習い事に比べてマナーを重要視しているため、踊りだけではなく、挨拶や礼儀などの指導も受けられます。

バレエ教室に通うためには、レッスン代として月額5000~1万円ほどかかるのに加えて、発表会ごとに10万円程度が必要です。一方、ダンス教室の場合はレッスン代が月額5000~8000円、発表会にかかる費用が5万円程度です。ダンス教室よりもバレエ教室のほうが比較的金銭的負担が大きいといえるでしょう。

2-2-3.音楽教室

音楽教室 音楽教室

ピアノ教室のように特定の楽器を習わせたいわけではなく、音楽に触れさせたいと思っている場合は、音楽教室が良いでしょう。音楽教室では、音階を学びながら歌を歌ったり、さまざまな楽器に触れたり、作曲家について学んだりなどの授業が行われます。先生が弾くピアノと一緒に歌を歌うので、ピアノ教室と同じく、絶対音感を身につけやすいといえます。また、楽器の演奏を行うときは手や身体を使うので、脳の活性化や身体能力向上にもつながるでしょう。歌や演奏を通して、リズム感も身につきます。費用は月額5000円程度で、楽器を購入する場合は別途費用が必要ですが、ピアノよりは安価ですむことが多いです。

2-3.身体能力を養う

身体能力を養う 身体能力を養う

年長さんは身体が大きくなり、身体能力が向上して活発になる時期なので、運動を始めるのには最適です。身体能力を養いたいなら、以下のような習いごとを始めてみてはいかがでしょうか。

2-3-1.スイミング

スイミング スイミング

スイミングのメリットは、基礎体力がつくことです。全身運動なので身体全体をバランス良く鍛えることができますし、呼吸が制限されるので体力作りにもなります。スイミングを通して体力をつければ、風邪などをひきにくくなるでしょう。さらに、スポーツにはケガがつきものですが、スイミングは比較的ケガをしにくいという点も、習い事として人気がある理由です。費用は、月額5000~1万円程度かかります。

2-3-2.サッカー

サッカー サッカー

サッカーの大きなメリットは、体力がつくことです。ボールを追いかけて走ったり、ボールを遠くまで蹴ったりするので、特に下半身の体力や筋力がつくでしょう。また、チームスポーツなので常に周囲に目を配る必要があり、その中で果たすべき自分の役割を認識するようになるので、協調性が身につきやすいといえます。さらに、試合を通じてチームメイトとのコミュニケーションを学んだり、即座に状況を判断したりする力も身につきます。

地域の少年団の場合は月額3000~5000円程度の費用ですみますが、サッカースクールに通う場合は月額5000~7000円程度かかります。ただし、サッカースクールには専属コーチがいることもあり、環境面は充実しているでしょう。

2-3-3.体操

体操 体操

体操教室には、マット運動や跳び箱などを行う体育教室、平均台や鉄棒などを行う器械体操、フープやリボンなどを行う新体操など、いくつかの種類があります。しかしながら、どれを選んでも身体の柔軟性を高めることができ、基礎体力をつけられるでしょう。また、全身を使った運動なので、身体の使い方を学べます。どのように動いたら良いのかを考えながら運動するため、脳の指令により身体をコントロールする、神経系のトレーニングにつながります。その結果運動能力が向上し、体操以外のスポーツを行うときも上達がはやくなるでしょう。費用は、月額5000~1万円程度です。

2-3-4.空手

空手 空手

空手は、身体能力を養うだけでなく、精神的に成長できるところが大きなメリットでしょう。道場では礼儀やマナーが重んじられ、相手を敬う心なども学べます。また、形の練習では神経を集中させるので、集中力や精神力が鍛えられることもメリットです。さらに、武術でもある空手を学ぶことは、自分の身を守るためにも役立ちます。組み手で実戦練習を繰り返したり、基本的な形を身につけたりすることで、空手を護身術としても活かせるようになるでしょう。そのほかにも、姿勢が良くなる、闘争心が鍛えられるなど、さまざまなメリットがあります。費用は、月額3000~5000円程度かかります。

3.習い事で楽しく学ぶためのポイント

ここまで、年長さん向けのさまざまな習い事を紹介してきました。せっかく習い事に通うようになっても、楽しくなければ長続きしません。そこでここからは、年長さんが習い事で楽しく学ぶためのポイントを紹介します。

3-1.子どもの「やりたい」ことを優先する

子どもの「やりたい」ことを優先する 子どもの「やりたい」ことを優先する

習い事は、子どもが好きだと思うものや、やりたいというものを優先して選びましょう。習い事を行うのは子ども自身であり、親ではありません。親が習わせたいと思うものを子どもに押しつけても、本人にやる気がなければ身につかないでしょう。逆に考えれば、子ども自身が興味を持ち、「やりたい」と言った習い事に対しては、本人が真剣に取り組むため、成長度合いも高まるといえます。

3-2.習い事で学んだことを家庭で振り返る

習い事で学んだことを家庭で振り返る 習い事で学んだことを家庭で振り返る

習い事に通うようになったら、学んだことをきちんと家庭で振り返ることが大切です。上手にできたことがあったらほめてあげ、習い事の復習と予習をするようにしましょう。そうすることで習い事が家庭内のコミュニケーションのひとつになり、親子の絆が深まります。習い事が話題に出れば親が見守っていることが伝わり、子どもも安心して習い事を楽しめるようになりますし、ほめられればさらにやる気が出るでしょう。

3-3.習い事は多くても3つまでにする

習い事は多くても3つまでにする 習い事は多くても3つまでにする

上記で紹介したように、習い事にはさまざまなバリエーションがあるので、いくつかの習い事を掛け持ちしたいという場合もあるでしょう。しかしながら、習い事は多ければ良いというものではありません。一般的には、習い事は3つまでにしたほうが良いとされています。それ以上掛け持ちしてしまうと、興味が分散してしまい、ひとつひとつの上達スピードが遅くなってしまいます。また、複数の習い事を契約すると、費用面の負担も大きくなるでしょう。

子どもが複数の習い事に興味を示している場合でも、まずはひとつの習いごとから始め、子どもの調子を見ながら徐々に増やしていくことが大切です。習い事の数を増やしてからは、子どもにかかる負担が大きくならないように、普段の生活とのバランスを調整してあげるようにしましょう。

4.年長児の習い事は子どもの好奇心にあわせて決めよう

子どもの成長のことを考えるなら、習い事は本人が楽しめるものを選ぶべきでしょう。そのためには、子どもの興味関心に合う習い事を見極める必要があります。重要なのは、「子どもにやってほしい習い事」ではなく、「子どもがやりたいと思っている習い事」をさせてあげることです。「子どもにどんな習い事をさせるのがいいか」という問いの答えは、「子どもが何に興味関心を持っているか」を理解してあげることで見つかるでしょう。