幼児教育には本がおすすめ!教育メソッドとおすすめの本をご紹介

幼児教育には本がおすすめ!教育メソッドとおすすめの本をご紹介 幼児教育には本がおすすめ!教育メソッドとおすすめの本をご紹介

幼児教育に関心を持つ保護者が増えています。しかし、いざ始めようと思っても何から始めればいいのかわからないという人も多いようです。そこで、この記事では幼児教育に本を使おうと考えている保護者向けに幼児教育で大事な考え方や有名な幼児教育メソッド、幼児教育で本を取り入れる効果とおすすめの本について詳しく紹介します。

1.幼児教育の基本的な考え方

幼児教育を始める前に、まず幼児教育の基本的な考えを知っておく必要があります。幼児教育で求められるのは何かを教え込むのではなく、さまざまな遊びや体験を通し、子どもの多様な可能性を引き出し、豊かな人間性の基盤を醸成することです。ですから学力よりもやる気や自主性、知的好奇心などを育むことが重視されます。

1-1.子どもの可能性を引き出す

1-1.子どもの可能性を引き出す 1-1.子どもの可能性を引き出す

幼児教育の目的は、子どもの可能性を最大限に引き出すことです。子どもには生まれながらにして無限の可能性があるといわれます。しかし、親の行動によって大切な可能性をつんでしまうことがあるのです。特に幼児のうちは、守ってあげなければと思う親心がかえって子どもの可能性の芽をつんでしまうことがあるので注意しなければなりません。

親が可能性の芽をつんでしまう行動としては、たとえば、親が子どもに指示をしたり、子どもの意見を聞かずに何をするか決めてしまったりすることが挙げられます。こうした親の行動は子どもが自ら考えて行動することを制限してしまいます。

子どもの可能性を引き出すためには、子どもの意見にきちんと耳を傾けて、尊重するようにしましょう。子どもが自分で考えて良いと思うものを選択させてあげることも大切です。

1-2.心身ともに豊かな人間世を育む

幼児教育では、心と身体をバランス良く発達させ、生きる力を持つ大人になるための基礎をつくることが重要です。そのポイントはいくつかあります。まず、さまざまな遊びや体験を重ねることです。未経験のことが多い子ども時代にたくさんのことを経験しておくことがその後の成長の礎を築きます。次に、自分以外の人間、友達や大人と多く触れ合う機会を持つことで人とコミュニケーションできる基礎をつくることです。

2.幼児教育のメソッドとは

2.幼児教育のメソッドとは 2.幼児教育のメソッドとは

質の高い幼児教育を求める保護者が増える中、さまざまな幼児教育が考案されるようになりました。幼児教育のメソッドやアプローチにはいろいろな種類があり、家庭の教育方針に基づいて自由に選択することができます。この段落では有名で実践事例の多い教育メソッドを紹介します。

2-1.モンテッソーリ教育

モンテッソーリ教育は医師であり教育者でもあったマリア・モンテッソーリが考案した幼児教育のメソッドです。モンテッソーリ教育では、自立していて能力にあふれ、責任感と他者への思いやりを持った人間、一生を通じて主体的に学び続けることができる人間の育成を目標として掲げています。

モンテッソーリ教育は子どもを科学的に観察した結果に基づいて考案されたもので、子どもには自分で自分を育てる力があるという「自己教育力」を大前提としています。現代になって、モンテッソーリ教育の考え方の正当性は大脳生理学や心理学などから証明されるようになりました。今では世界で140以上の国で実践されている幼児教育です。

2-2.シュタイナー教育

シュタイナー教育は哲学者、ルドルフ・シュタイナーが提唱した幼児教育のメソッドです。シュタイナー教育では自由な生き方ができる人間を育てることを目標として掲げています。

シュタイナー教育の特徴は0~21歳までの子どもの成長を7年ごとに区切って考える点です。0~21歳までを3分割し、その時期の子どもの特徴を捉えて、年齢ごとに重視すべきことを決めています。0~7歳は体を動かして意思を育てることが大事な時期です。手足を動かすことを重視して、勉強やテレビなどはできるだけ遠ざけます。何かを教えてやらせるのではなく、周囲の大人の真似をさせることで教え、自分の体を思い通りに動かすことで豊かな想像力を育てることが重要です。

8~14歳は心や感情、感性を育てることが大事な時期です。体を思うように動かせる年齢になったら次は心を成長させることが大切で、芸術に触れるなどして感情を豊かにする体験を多く積むことが求められます。

15~21歳は思考や自我を育てることが大事な時期です。日本の教育制度では高校生から大学生くらいまでの時期にあたります。この時期はすでに心も体も十分発達しているので、さまざま経験を積みながら高度な思考力を養うことが重要になります。

2-3.フレーベル教育

フレーベル教育は教育学者フリードリヒ・フレーベルにより考案された幼児教育のメソッドです。子どもの創造的な活動衝動を育てることを目標に掲げ、遊びを中心とする幼児教育に特徴があります。幼児は生まれながらに創造的に活動する力を持っており、これを神聖なものとして扱うべきだという教育方法です。

フレーベル教育では、幼児にとっては遊びが最も重要だと考えます。この時期に十分遊びを経験しておくことで、その後の成長の礎が築かれるのであり、教育は遊びを通じて行われなければならないとします。

2-4.ピグマリオン

ピグマリオンは幼児教育家の伊藤恭により考案された幼児教育のメソッドです。幼児教育の実践から生まれた教育方法で、自発的に学ぶ力を身につけた人間を育てることを目的に掲げています。年齢ごとに体系化された教育システムがあり、指先能力を鍛えることからスタートします。順番に空間能力、図形能力、数論理能力、言語能力を育てる仕組みになっています。

2-5.七田式

七田式は日本の幼児教育の第一人者である七田眞により考案された幼児教育のメソッドです。世界的にも知られた教育方法で世界19の国と地域で実践されています。大きな視野で奉仕の心を持ってリーダーシップを取れる人間に育てることを目標に掲げています。生まれる前の胎教からスタートし、幼児教育するのが特徴です。その他にも特別支援や食学、脳育運動などがあり、大人やシニア向けの能力開発も行っています。幼児教育に関しては「認めてほめて愛して育てる」ことがベースになっています。

2-6.ヨコミネ式

ヨコミネ式は横峯吉文により考案された幼児教育のメソッドです。「すべての子どもは天才になれる」という考え方を基に子どもの無限の可能性を引き出すためのさまざまな教育を行います。学ぶ力・体の力・心の力を3本柱とし、運動能力を高めることも重視しているのが特徴です。学ぶ力に関しては読み・書き・計算を重視し、体の力に関しては6歳までに体をしっかり動かして運動能力の礎を築くことを重視します。心の力に関しては、どんな問題にぶつかってもくじけない心や他人を思いやる心を育てます。

3.幼児教育に本がおすすめな理由

幼児教育にはいろいろなメソッドがありますが、本を読むことはどのメソッドも共通して大事にしています。この段落では、幼児教育に本がおすすめの理由について解説します。

3-1.考える力がつく

3-1.考える力がつく 3-1.考える力がつく

幼児教育に本を取り入れると、子どもに考える力がつきます。本にはストーリーがあるので、本を読むことで文章に書かれている結果だけではなく、その背景にあることや過程をイメージしながら考えることにつながります。話の途中で何か疑問を感じたら、その都度話し合ってみましょう。正しい答えが出るかどうかではなく、一緒に考えることで思考力は身につきます。

テレビや動画でも物語に触れることができますが、情報がどんどん流れてしまうので、好きなときに立ち止まって考えることができません。その結果として、だんだん考えずにストーリーだけを追うようになってしまいます。この点、本は好きなときに先に進むのをいったん停止して考えることができます。

3-2.集中力を養う

本により集中力も養われます。なぜなら、テレビや動画と違って、自分の頭で理解してからでないと先に進めないからです。文字情報だけでテレビや動画のように視覚的な情報がないため、いやでも文字だけに集中して考えるようになります。

3-3.文字を覚えるのが早くなる

本を読むと文字習得も早くなります。なぜなら、たくさんの文字に触れることで文字への興味を持つようになるからです。興味があるものや好きなものには興味を持つので、どんどん言葉の数が増えていきます。本をたくさん読みながら少しずつ読める文字を増やしていきましょう。

4.幼児教育におすすめの本

4.幼児教育におすすめの本 4.幼児教育におすすめの本

幼児教育に取り入れるなら絵本と図鑑がおすすめです。この段落では、絵本と図鑑のメリットと選び方について紹介します。

4-1.絵本

絵本は幼児教育にぜひ取り入れたいものの1つです。ただし、子どもが絵本について興味を持つ、好きになることが大前提です。子どもを絵本好きにするポイントは、いきなり自分で読ませないことと文字を覚えさせようとしないことです。純粋に本に興味を持たせるようにしましょう。

そのためには、絵本の読み聞かせがおすすめです。読み聞かせのメリットはたくさんあります。親子がふれあう時間が増え、子どもの情緒が発達し、言葉も豊かに育ちます。人の話をしっかり聞くことができる子どもに育ち、小さい頃に本を読むことが習慣になると、大きくなってからも本が好きな子どもに育ちやすくなります。

絵本を選ぶ際のポイントは、長年多くの人に読み続けられている定番の絵本を選ぶことです。公共の図書館では絵本リストを用意しているところが多いので参考にできます。

4-2.図鑑

図鑑もおすすめです。図鑑を幼児教育に取り入れるメリットは、絵本と違ってリアルなものが載っているので現実とバーチャルとが結びつきやすく、知的好奇心を育てられる点です。図鑑にはいろいろな種類があり何でも載っている博物型から特定のジャンルに特化した図鑑まであります。書店で子どもが興味を示したものからまずはスタートすると良いでしょう。その後で興味を持ったテーマやキーワードでまとめられている図鑑に進むとスムーズです。図鑑は対象年齢ごとに詳しさが違うので、対象年齢を参考にして選ぶのも良い方法です。

5.今後のグローバル化に向けて英語で書かれたものもあり

5.今後のグローバル化に向けて英語で書かれたものもあり 5.今後のグローバル化に向けて英語で書かれたものもあり

社会のグローバル化が進む中、英語教育向けの絵本も出ています。この段落では、幼児期時の英語教育に有効な本を紹介します。ここで紹介するのは、幼児向けおすすめは「エリック・カール作シリーズ」です。リズムの良いフレーズが繰り返され、幼児の興味に近いテーマを扱っています。小学生向けのおすすめは「Oxford Reading Tree」です。英語を読む練習に適した絵本です。

5-1.Very Hungry Caterpillar

1969年の初版から全世界で読まれている大ベストセラーで、「はらぺこあおむし」という邦題で日本でも愛読者が多いエリック・カールの絵本です。はらぺこあおむしが次々に食べ物を食べてぐんぐん成長していくストーリーになっています。子どもたちが好きな食べ物が登場するので、親近感を持ちながら楽しんで言葉を覚えることができます。英語教育的な効果もあり、曜日などを英語で覚えることができる仕組みです。最後には楽しい仕掛けもあり、最後まで楽しく読める工夫がされています。

5-2.Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?

邦題は「くまさん くまさん なにみてるの?」で、熊が何を見ているのか、鳥は何を見ているのかと、動物たちが自分が見ている動物を順番に紹介していくストーリーになっています。短くて簡単な文が繰り返されるので、英語の動物名と色名が自然と身につきます。最後の落ちの部分にもひと工夫あり、親子で心温まる物語です。

5-3.Today is Monday

邦題は「月ようびはなにたべる?」というアメリカのわらべうた絵本です。月曜日から日曜日までいろいろなものを食べていくストーリーで、歌なのでリズムが良いのが子どもに人気です。歌を歌いながら自然に曜日や食べ物の名前を覚えることができます。

5-4.From Head to Toe

邦題は「できるかな?あたまからつまさきまで」で、「はらぺこあおむし」と同じエリック・カールによる絵本です。次々に登場する動物を真似して一緒に体の一部を動かしていくストーリーになっています。遊びながら動物名や体の部位名を英語で勉強できる本として人気があります。

5-5.※小学生向け Oxford UniversityのOxford Reading Treeシリーズ

小学生向け英語本としては、イギリスのオックスフォード大学出版が出版している「Oxford Reading Tree」があります。イギリスでは8割の小学校で教科書(もしくは副読本)として使用されている定評のある本です。教育的な配慮がなされており、難易度によって10段階のステージに分かれ、全部で280話あります。段階ごとに次の絵本が決まっているので、次は何を読めばいいのか絵本選びに迷うことがありません。

教科書(もしくは副読本)として使用されているだけあって、文法や語彙レベル、文字数などがステージごとに統一されており、段階的にステップアップできるのがメリットです。基本的に1話完結なのも取り組みやすくなっています。徐々に難しくなっていくので子どもが無理なく飽きずに読んでいくことができます。

6.Kids Duo(キッズデュオ)とは?

幼児期の英語教育としてKids Duoもあります。Kids Duoでは、幼児期に重要な遊びを取り入れた教育を英語を使いながら実践しています。Kids Duoのおすすめポイントは、遊びで身につく20種類のプログラムとネイティブ&バイリンガル講師による生きた英語が学べることです。幼児期から英語だけで過ごすことができるのは貴重な環境だといえるでしょう。