まだ遅くない!3歳から英語デビュー!どうやって学ばせればいいの?

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グローバル化が進み、あらゆる分野で英語力が求められるようになりつつあります。子どもが将来困らないように、英語力を身に付けさせておきたいと考えるお母さんも多いのではないでしょうか。

しかし、どのようにして子どもに勉強させればいいか悩みますよね。そこで、この記事では、家で子どもに英語を教える方法と英会話教室やプリスクールに通う方法を紹介します。

1.3歳までに英語を始めた方が良い理由

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いつぐらいから英語を始めさせようか決めかねているお母さんは多いでしょう。結論からいうと、英語学習は3歳までにスタートすることが望ましいです。それはどうしてでしょうか。この理由として、3歳児はまだ自分のなかに「母語というもの」が確立されていない点が挙げられます。この状態であれば、英語を当たり前にあるものとしてそのまま受け入れることが可能です。

4歳、5歳と年齢が進み日本語が完璧に話せるようになると、英語を学んでも日本語のほうが話しやすいと感じるようになります。そのうえ、英語を学ぶ必要性を理解するのも難しいために関心が薄くなってしまい、積極的に学ぼうとしなくなりがちです。

日本語の音が定着しておらず英語の音をそのまま聞き取れる点も、理由として挙げられます。日本語と英語では発音が大きく異なることはよく知られています。たとえば、日本語は母音が「あいうえお」の5つしかありませんが、英語は二重母音も含めると23個も存在します。

[α][ӕ][ʌ]は英語ではそれぞれ明確に異なる音として存在しますが、日本人にはすべて同じ「あ」としか聞こえません。日本語の発音に慣れてしまうと英語特有の音を聞き取れなくなってしまい、日本語の音として聞いてから英語の音を理解するようになるのです。

この段階になってから学習を始めると、英語の正確な発音を聞き分け・言い分けられるようになるまでに長い時間が必要になります。英語の音をスムーズに区別できるようになるためには、日本語が定着するまえに英語の学習を始めることが望ましいのです。

2.3歳児に英語を学ばせるにはどうしたらいいの?

3歳までに英語を始めるべき理由を紹介しました。それでは、どうすれば3歳の子どもが英語を勉強するようになるでしょうか。ここでは、注意点やコツも含め、子どもに英語を学ばせる方法を解説します。

2-1.楽しんで学べるようにする

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小さな子どもに英語を学ばせるときは、「勉強させる」ではなく「英語に触れ、親しませる」という意識を持って進めることが大切です。3歳では教科書やノートを使った勉強はなじみません。長い時間じっと座って集中することも難しいでしょう。無理に勉強させようとすると、英語自体を嫌いになったり苦手意識を持ったりしかねません。子どもが楽しいと感じ、自然と英語になじむようにすることが大切です。「英語は楽しいな、好きだな」と感じる環境を整えましょう。

3歳は身体が発達して活発に動き回るようになる時期です。好奇心も旺盛になり、興味をひかれたものには自分から近づいたり試したりすることも多くなります。そのため、この時期に英語に触れさせるなら、体を動かす英語のDVDを見せて一緒に動いたり英語の歌を一緒に歌ったりするのが適しています。日本語にはない英語のリズムやアクセント、発音に自然に慣れていくでしょう。歌を覚えると、自分から口ずさむこともあります。

ただし、「歌を覚えた?歌ってみて」「この歌詞はどんな意味?」などと言ってはいけません。これでは勉強になってしまい、楽しくなくなってしまうからです。「一緒に歌おうか」と誘って親子で楽しく歌うほうがよほど望ましいです。

2-2.叱りすぎずにしっかりと褒める

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繰り返しになりますが、まずは子どもが英語を好きになるように努めることが大切です。これは、小さな子どもは好きなことほど夢中になり、多くを覚えられるからです。そこで、まずは子どもが英語に触れたときにたくさん褒め、優しく接するようにしましょう。子どもが「英語を教わっている時間は楽しいな」「お母さん優しいな」など良い印象を持つように努めます。「英語は楽しい、できると嬉しい」と思うようになれば、積極的に取り組むようになるでしょう。

絶対に避けるべきなのは「親が焦る」「ほかの子どもと比べる」「できないことを叱る」です。親が焦ったり兄弟や友達などと比べてできないことでイライラしたりすると、口に出さなくても子どもは気がつきます。これでは良い印象につながりません。

また、できないことを叱ると子どもは辛く悲しい気持ちになり、英語に悪い印象を持ってしまいます。重要なのは楽しく覚えさせることなので、英語を理解させるというより英語に興味を持てば良い程度のふんわりしたイメージで取り組みましょう。まだ3歳です。できなくてもおかしくはなく、焦る必要はありません。

3.英語を学ぶ3つの手段(家庭・英会話教室・プリスクール)

子どもが英語を学ぶ3つの手段(家庭・英会話教室・プリスクール)には、家で学ぶ、英会話教室を利用する、プリスクールに通うの大きく3つあります。ここでは、それぞれの内容や特徴を紹介します。

3-1.家庭での学習

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家庭で学ぶのにおすすめの英語学習用おもちゃや教材を紹介します。

3-1-1.おもちゃで遊ぶ

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英語学習用のおもちゃにはさまざまな種類があり、小さな子どもが好きなキャラクターを使っているものも多いです。子どもが親しみやすく、英語教育にすんなり入りやすいでしょう。

たくさんある英語学習用のおもちゃのなかでも、3歳児に使わせるなら図鑑タイプがおすすめです。これはキャラクターやさまざまな日常品などが豊富に描かれ、気になった部分を付属のペンでタッチすると単語や2語文などを発するというものです。多くは英語と日本語を切り替えられるようになっており、2つの言語を同時に学ぶこともできます。

ネイティブが発音する英語が収録されているものもあり、幼少期に英語本来の発音に触れられることも大きなメリットです。英語の歌が収録されているものは楽しく歌いながら学べます。小さな子どもは自分の行動に対して明確な反応が得られると嬉しいものです。ペンでタッチすると言葉や歌が流れるという反応があることが楽しく、夢中になって遊ぶようになります。繰り返すうちに自然に英語が覚えられます。

3-1-2.教材で遊ぶ

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3歳を対象とした英語学習用の教材も豊富にあります。英語教育の専門家によってプログラム・制作され、幼い子どもが無理なく英語学習に入れるものが多いです。種類は絵本タイプからWeb教材まで多岐にわたります。

絵本タイプは目をひくカラフルで楽しそうなイラストがのっていたり「まちがいさがし」や「シルエットクイズ」など喜ぶ仕掛けが入っていたりして、小さな子どもでも学びやすい内容です。楽しいので繰り返し挑戦する子どもも多く、その過程で自然に英語を覚えていきます。紙の教材でも、Web上の公式サイトにアクセスすると英語の音声が聞けるものもあり、目と耳の両方を使って学ぶことが可能です。

Web教材はコンテンツが豊富なものが多く、タップすると音が出てネイティブの英語が学べるものもよくあります。また、DVDやおもちゃ、イラストカードなどがセットになっていて、さまざまな角度で英語が学べる教材も人気です。なお、英語学習教材をうまく活用するには親がある程度サポートする必要があります。子どもに与えきりではうまく学習を進めることは難しいため、注意しましょう。

3-2.英会話教室に通う

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家庭で英語を学ぶメリットは、親子のペースで自由に進められる点です。慣れた場所のため、子どもがリラックスして英語活動に取り組める点も利点です。しかし、家庭での学習は限界があります。そこで、幼少期から通える英会話教室で学ぶ方法もあります。英会話教室でプロに教わることで、さらに英語を話せるようになる可能性は高いでしょう。

英会話教室ではネイティブが指導することが多く、幼少期に習得することが重要ないわゆる「英語耳」を育てることができます。英語耳とは英語特有の音やアクセント、リズムなどが聞き取れる能力のことです。ネイティブの綺麗な発音やイントネーションを身に付けられる点も大きなメリットです。

レッスンでは歌や踊り、ゲームを通して体全体で英語を吸収するため、子どもに楽しいという感情が芽生えやすいでしょう。さらに、レッスンのときにほかの子どもとコミュニケーションをとる機会が多いので、語学力だけでなく協調性も養われます。

とはいえ、ある程度英語の上達を目指すならば、英語に触れあう時間をできるだけ長くとることが必要です。英会話教室のレッスンは週に1度が基本です。それだけでは「楽しいな」で終わってしまい、それより先にステップアップできない可能性が高いです。

3-3.プリスクールに通う

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プリスクールとは、未就学児を対象として英語で保育を行う施設を指します。英会話のスキルを学ぶ英会話教室に対し、プリスクールは英語をコミュニケーションツールとして使う点で異なります。英語をどれくらい使うかによって、次の3つのタイプに分類できます。

・オールイングリッシュタイプ:入園したときから卒園するときまで1日英語のみで過ごすタイプ
・バイリンガルタイプ:日本語保育と英語保育の時間があるタイプ
・移行タイプ:年少期は日本語保育の割合が高く、学年が上がるにつれて英語保育の割合が高くなるタイプ

プリスクールに通うことでどのようなメリット・デメリットがあるのか、見ていきましょう。

3-3-1.プリスクールに通うメリット

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プリスクールでは、英語はことさら学ぶものではなく、コミュニケーションをとるために必要なものという扱いです。プリスクールのタイプによっては日本語でのサポートが入ることがあるものの、基本的に挨拶、友達への遊びのお誘い、先生とのお話などすべて英語で行います。英語が当たり前の環境で過ごすことで、幼少期から英語を定着させることが可能です。英語の習熟時期も早くなります。

また、幼いうちから外国人の先生に接し英語に触れることで、外国への差別や恐怖心も薄れるでしょう。さらに、異文化への関心や興味も湧きやすくなります。

プリスクールでは音楽や運動、工作などのアクティビティを行い、遠足や運動会などの行事を実施しているところも多いです。このようなイベントを通し、子どもたちはしつけや生活の基本的なマナー、協調性なども身に付けていきます。プリスクールには、保育園や幼稚園の代わりとして幼少期の学習をアシストする役割も期待できるのです。

3-3-2.プリスクールに通うデメリット

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一般的な幼稚園などと比べ、プリスクールには外国人の子どもがたくさんいたり他国の文化に触る機会が多かったりします。物怖じせず抵抗なくなじめる性格であれば、あまり問題はないでしょう。しかし、なかには人見知りする、怖がりなどでなじめない子どももいます。そのため、プリスクールに通わせるときは自分の子どもがなじめるかどうかをしっかり把握することが大切です。また、プリスクールにいる間は英語を使うことが基本のため、日本語を学ぶ時間が通常よりも少なくなります。

日本語能力が低い状態で卒園し、小学校に進むことがありますが、日本に住んでおり、日常的に日本語を使う環境であれば、セミリンガルになる恐れはほぼありません。もし、子どもを英語漬けの環境に置いている場合などは、家庭でしっかり日本語教育をすることが重要です。たとえば、本を読み聞かせたり、今日あったことを親子で話し合ったりして、積極的に日本語を使うように心がけましょう。

プリスクールの多くは学校教育法(幼稚園)や児童福祉法(保育園)に当てはまらず、認可外保育に該当します。そのため、一般的な幼稚園や保育園よりも授業料が高いことが一般的です。

4.3歳からの英語教育は生きた英語を自然に学べるプリスクールがおすすめ

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3歳までに英語に触れて学ぶ機会をたくさんもつと、英語を覚えやすくなります。ネイティブにも近づきやすくなるでしょう。家庭で英語学習用のおもちゃや教材を使って教えるのか、英会話教室を利用するのか、プリスクールに通わせるのか、家庭の状況や方針にもっとも適した方法を選びましょう。プリスクールのKidsDuoは、子どもにはプロの英語講師の指導を受けさせたい人や共働きで子どもを遅くまで預かってほしい人などに向いています。

KidsDuoは、英語にどっぷり浸れる環境で子どもたちを預かる新しい学童保育です。KidsDuoでは、アートやクラフト、音楽、運動といった楽しいプログラムを多数用意し、知的好奇心を刺激しながら英語教育を行っています。ネイティブ講師とバイリンガル講師が常駐し、子どもたちは生きた自然な英語でコミュニケーションをはかりながら、必要なときは日本人講師のサポートが受けることもできるため安心です。小学生コースもあり卒園後は移行できますので、プリスクールで学んだことが無駄になりません。また、家庭の事情により延長保育も可能です。延長時間によっては追加料金が必要ですが、最長で20:30まで預けられるため、忙しい家庭でも安心して利用できるでしょう。

KidsDuoでは無料体験を行っていますので、ぜひ申し込んで実際に見学し、どのようなところか確かめてみてはいかがでしょうか。

執筆者:英語で預かる学童保育Kids Duo
コラム編集部